Amazonマイストア 鈴木先生 3 越境の時 イッツ・オンリー・トーク 沖で待つ 星新一:一〇〇一話をつくった人 表現のための実践ロイヤル英文法 知識の哲学 ロボットの心 猛スピードで母は デカルト―「われ思う」のは誰か これが現象学だ 縷々日記 その名にちなんで 停電の夜に 御大・見田宗介さんの最新著。これは不思議な本だ。ある意味で非常にオーソドックスな社会学史をふまえた近代化論が展開されているのだが、全体としては見田宗介/真木悠介の作品としか言いようがない感触に包まれている。個別の論点としては、<他者の両義性>と<関係の重層性>をまず認めてしまうことで、リバタリアン/コミュニタリアンのような二項対立への傾斜を緩和することを提唱している点が重要。これも一見非常に地味な論点だが、そんなのあたりまえじゃんと思って流してはいけない。二項