前出・元社員が言う。 「中途社員は2~3年もったら良いほうだと言われています。辞める理由として、報奨金として提示される株が、実際にもらえるのが2年後ということがあります。だから株数が少ないと辞めるきっかけになりますね。 レベル7以上は他社からヘッドハンティングされた外国人がほとんどですし、何年かいると給料のピークが見えてきます。 また、低い評価が続けば、自然と居場所はなくなっていきますし、あえて無理なミッションがおりてきて、さらに査定が下がる場合もあるんですよ」 離職率は高くても、ネット上では常に中途採用の公募が行われ、代わりの人材には不自由しない。急成長のウラで、ドライな社風が見え隠れする。 「週刊現代」2018年1月27日号より