Bunzo @Kominebunzo 戦前の工員は親方が現場をまとめる請負制が主流。これは作業ごとにその工数に応じた賃金を親方が受取り分配する制度。開戦後には請負制から月給制へと段階的に変化してゆく。旧弊と感じられ易い請負制だけれども科学的管理手法であるテイラーシステムを基礎に発達したのは月給制ではなく請負制だった。 2016-01-01 23:27:38 Bunzo @Kominebunzo 工員の一日分の標準作業量の1ヵ月分を算定して支給するのが月給制。規定内であれば風邪や家庭事情で休んでも減額されることがない。また仕事が下りて来なくとも生活が脅かされることもない。けれども請負制と大きく違う部分がある。それは早出残業代が定額化されるか、あるいは無くなる点。 2016-01-01 23:30:23 Bunzo @Kominebunzo 早出または残業は戦時下の奉公、責任感、意欲の反映であ