さて、大都市圏の鉄道では最混雑1時間に一体どれほどの利用者が集まるのであろうか。列車が運転されている時間帯を朝5時から深夜0時までの19時間とすると、1時間は5.3パーセントに相当する。最も高い混雑率は200パーセントであるから、集中率は5.3パーセントの2倍の10.6パーセントほどではないかという予想が成り立つ。 ところが実際にはさにあらず。今回対象とした路線で最も集中率が低かったのはJR東日本山手線の15.9パーセントと、10.6パーセントの1.5倍に達する。集中率の平均値は首都交通圏が26.4パーセント、中京交通圏が25.9パーセント、京阪神交通圏が25.3パーセントであった。各交通圏とも朝の通勤、通学ラッシュ時に1日の利用者の4分の1が集中しているというのは驚くべき状況だ。 首都圏では、鶴見線や常磐線の区間で高い集中率 まずは、首都圏から見てみよう。 目を引くのは、JR東日本鶴見線
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