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2017年5月10日のブックマーク (3件)

  • 生誕120年・三木清の「読書論」が教えてくれたこと(大澤 聡)

    西田幾多郎、47歳。三木清、20歳。 1917年6月26日―。西田幾多郎は日記帳に「夜三木清来る」と書き込んだ。例年どおり小型の博文館日記である。以後、西田の日記には最期まで「三木来る」「三木来訪」「三木へ手紙」などの文字が頻出しつづけることになる。 ただ、このときばかりはフルネームでの記入だ。というのも、これが両者の初対面だったからである。西田幾多郎、47歳。三木清、20歳。 その年の夏、三木は第一高等学校を卒業する。京都は洛北、田中村中河原にある西田邸の門をたたいたのはその直前のこと。西田幾多郎に憧れて京都帝国大学に入学することが決まっており、一高時代の恩師である速水滉(心理学者)の紹介状をちゃんともって来はしたものの、どう切りだしたものかずいぶん当惑しながら待っているところに出てきた西田はすぐにこう声をかけた。 「君のことはこの春東京へ行った時速水君からきいて知っている」(「西田先生

    生誕120年・三木清の「読書論」が教えてくれたこと(大澤 聡)
  • 素人の写真がプロの20倍以上の値段で売れる理由|えとみほ

    面白い世の中になったものだなぁ...と思った。 なんの話かというと、先月頭にリリースした「フォロワー1万人以上の人気インスタグラマーによるブツ撮りサービス」の件である。このサービスがすこぶる調子がいいのだ。 最初にこのサービスをリリースする際、正直なところ私は需要があるかどうか半信半疑だった。いくら人気のあるインスタグラマーとはいえ、プロカメラマンの商品撮影相場よりも高い値段(1枚あたり単価でいえば20〜30倍、1撮影あたりでも2倍以上)で、当に普通の主婦や学生に依頼がくるのだろうか?と。 というのも、従来インスタグラマーにくる商品撮影の仕事というのは、人の運営するアカウントへのポスト(による拡散)が最大の狙いで、コンテンツそのものに価値を見出しているクライアントがどれだけいるかは全く未知数だったからだ(ちなみに弊社のブツ撮りサービスは、撮影者のアカウントへの投稿・拡散は別途相談となっ

    素人の写真がプロの20倍以上の値段で売れる理由|えとみほ
  • ドラゴンボールエボリューション 記憶から消し去りたい映画のお仕事 その1 : 片桐裕司ハリウッド映画のお仕事

    片桐裕司ハリウッド映画のお仕事 ハリウッド映画のキャラクターデザイン、制作をしております。日で人気のあったパシフィックリムのメインロボットのデザイン造形やパイレーツオブカリビアン命の泉の人魚なども造っています。最近は『GEHENNA〜死の生ける場所』という映画を監督しました。 今までの経験談や馬鹿話、ためになる話など色々と発信していこうと思います。 10年ほど前の仕事のお話。 ADIというスタジオから、面白い仕事がいっぱい始まるから来てくれと呼ばれました。 詳細は口を濁して教えてくれず、しかし丁度タイミングも良かったということもあり、何の仕事かわからないままそこで仕事をすることになりました。 そして 初日に知りました。 今度の仕事は何とあのドラゴンボールの実写版だというではありませんか! 少年ジャンプで連載が始まった時から夢中になって読んでいたあの漫画。 少年の頃の私に夢とワクワクをいっ

    ドラゴンボールエボリューション 記憶から消し去りたい映画のお仕事 その1 : 片桐裕司ハリウッド映画のお仕事
    sippo_des
    sippo_des 2017/05/10
    貴重な現場からの声です。ご査収ください。