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ブックマーク / www.kyoto-np.co.jp (1)

  • 美術

    社会とのかかわりを強く意識しつつ時代を挑発する表現に取り組む美術家たちを紹介する。  (毎月1回掲載します) どこかで見た顔だ。いや、違う。誰(だれ)だ、この男は…。 京都市在住の現代美術家、郭徳俊さん(1937-)が展開する「大統領シリーズ」を前にすると、視覚と記憶が軽い錯綜(さくそう)をきたす。 一見、一人の男の顔を写したと思えるこの写真シリーズ、実は上半分が雑誌の表紙を飾った米国大統領の顔、下半分は郭さん自身の顔を、鏡を使って合成した作品だ。左側に見える郭さんの横顔や、鏡を持つ手に気付くと、意外にシンプルな制作の仕掛けが分かり、ユーモアたっぷりの着想に思わず笑ってしまう。 それにしても、世界に覇を唱える超大国の最高権力者と、自分の顔とを合成するとは、何とも大胆不敵ではないか。 郭さんが同シリーズに着手したのは74年、フォード大統領の時からだ。「最初は誤解も受けました。大統領に乗り移り

    sir_kgi
    sir_kgi 2010/06/23
    美術 作家 抵抗
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