ネットの世界は人間の心の中みたいだなと思う。理知的で高尚で美しいものから、醜く低俗でドロドロしたものまで。その中で何にアクセスして、何を見ないか。たとえ視界に入ってきても、拒絶する意志の力、知ろうとしない意志の力、それが思ったよりも貴重になると思う。精神的な強さ、弱さを試される機会は増えている。(銀色夏生/『私だったらこう考える (幻冬舎文庫)』より) 確かにそうだなあと。 ネットの世界で見ているものは、結局自分が興味関心があることが目についていることが大部分で、たいして興味がないことはそこにあったとしても気づかないことが多い。 私の場合、今はやたらと語学に関するものが目について仕方ないし、それは現在の自分の状況なのだと思う。 就活や転職、恋愛や結婚に関心があれば自然とそれらが目に付くのだろうし、ネットにおける炎上や揉め事に関心がある人はやっぱりそれらを見つけるのも早いのだと思う。 一方で