野村総合研究所は4月9日、企業が2008年度に発行したポイント・マイレージなどの年間発行額を発表した。家電量販店、クレジットカード、携帯電話など国内10業界の売上上位企業※の数字をまとめたもので、その結果、発行総額は8917億円に達していることが分かった。 今後の発行額については、2009年度が9115億円、2014年度には9849億円に拡大すると予測。また2009年度については、家電エコポイント793億円相当を含めると、その総額は1兆円規模に達しているという。年間発行額を業界別で見てみると、「家電量販店」(2385億円)や「クレジットカード」(2122億円)、「携帯電話」(1736億円)が上位を占めたが、「今後はTポイントやPontaなどの利用者が増え、『コンビニエンスストア』業界での発行額が増えるのではないだろうか」(野村総合研究所・冨田勝己主任コンサルタント)としている。 ポイントの