第1項:ポインタ変数の宣言 第2項:アドレスを代入する 第3項:モードの切り替え 第4項:すなわちショートカット [1]ポインタ変数の宣言 前節では、3種類のポインタに関する説明を行いましたので、 ここでは、実際にポインタ変数を宣言して、感覚をつかんでみたいと思います。 と言うわけで、早速ポインタ変数を宣言する例を示したいのですが、 実は、これがまたやっかいなシロモノだったりするのです。 とりあえず、intへのポインタ型の変数を宣言する例を2つ示します。 int *p; int* p; これが、多くの入門書で紹介されている、ポインタ変数の宣言の書き方です。 この2つは、pという名前のintへのポインタ型の変数を宣言する書き方です。 1つ目の書き方は*pという名前のようですが、*はポインタ型を意味する記号で、 実際には、int型変数のアドレスを記憶するpという変数を宣言してい