はじめに 2010 年 9 月 15 日を持ちまして、サイボウズ・ラボを退職いたしたました。 報告も兼ねて、久しぶりにブログを書いてみたいと思います。 (写真はゆうすけべーさんです) この会社に入って、たくさんの学びと思い出がありました。 その一つ一つをまとめていければ、素晴らしい記事になるのかもしれませんが、僕は文章が苦手です。 ですので、うまく退職のエントリを書き上げることができません。 言葉にできない。そんな感じです。 なので、このエントリはサイボウズ・ラボやサイボウズ本社の仲間たちへのありがとうの気持ちをこめて、自分らしく最後まで JavaScript のことを書きたいと思います。 サイボウズでの最後の仕事 僕にとって、サイボウズでの最後の仕事は「JavaScript で新しいユーザーインタフェースを作ること」でした。 そして、その中で始めて複数人による大規模な JavaScrip
ここ数ヶ月、Google App Engine/Pythonを使い、初めてちょっとしたものを作ってみているのだけど、開発初期から知っておけばよかったなー、と思うノウハウ/tips的なものをずらずらと書いてみる。 基本的な環境設定は、 以前書いた まま。 0. 公式ドキュメントを良く読む 言うまでもなく、だけど、 マニュアル はもちろん、 この辺 の下の読み物も、流し読みだけでもしておいたほうがいい。 datastoreとmodel的なところ 1. key nameを使いこなす key nameは、レコードの作成時に指定できる(RDBでいう)primary keyの別名みたいなもの。primary key自体は自動的で作成されるので開発者が指定できるのはkey nameだけ。 key nameをうまく使うことで、datastoreを使いやすくすることができる。特にdatastore上で"un
ブラウザからのデータデータは、特別な形式でエンコードされて送信されることになっています。画面に表示されるフォームのコントロールで入力する以外にも、隠されたデータの情報を送ったり、フォームを使わずに送信するなど、いくつかの方法があります。 目次: 作者の設定したデータを送る データ送信とURLエンコード フォームから直接メール送信 エンコードのタイプとファイル送信 GETメソッドとPOSTメソッド GETを使って直接データを送る 作者の設定したデータを送る input要素などで用意する「コントロール」はユーザーがそれを操作してデータを入力するためのものです。しかし、場合によってはHTMLの制作者が指定したデータをプログラムに送信したい場合もあるでしょう。このようなデータはユーザーが操作する必要はなく、ユーザーの目に触れないほうが都合がよいものです。そのために、input要素のタイプの一つとし
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
ひさびさに「プログラマのためのJavaScript」。あいだは空きましたが、予定どおりスコーピングを話題にします。JavaScriptには“変なところ”がいくつもありますが、そのなかでも、スコーピングはもっとも混乱と弊害をまねくところではないでしょうか。これを読めば、間違うことも悩むこともなくなりますよ。 [追記]僕の誤認と勘違いをコメントでご指摘いただきました。いつも、ありがとうございます。ご指摘を本文に反映しました。変更部分は取消線を使って修正、または「追記」と明示してあります。ただし、ついでに表現を直した部分までは明示してません。[/追記] 今回の内容: JavaScriptにおける宣言文 undefined値 var文はこのように働く 驚くべき現象 疑似ブロックと将来の仕様変更 今回のまとめ ハブエントリー(全体目次) 前回 - 継承についてもう少し ●JavaScriptにおける
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