番号ポータビリティを目前に発表された各社の2006年秋冬モデルは、今まで以上にそれぞれ他社との差別化が強く打ち出されたものとなった。 今回の秋冬モデルでKDDIが打ち出したのは、「デザインと音楽」という2本柱。au design projectだけでなく、今後は一般モデルについてもさらなるデザインの底上げを図っていく考えだ。そのトータルプロデューサーとして抜てきされたウォーターデザインスコープ代表の坂井直樹氏とKDDIの開発担当者に、同社が目指す携帯のデザインとその狙いを聞いた。 日産自動車「Be-1」「PAO」、オリンパス「O-Product」などを生み出した坂井直樹氏。デザインはもちろん、マーケティングに基づくブランディングやコンセプトプランニングまでを手がけ、「コンセプター」という肩書きを持つ。KDDI au商品企画本部 プロダクト企画部の砂原哲氏は坂井氏に白羽の矢を立てた理由を、「
![「デザインのau」が目指す携帯の未来](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d6d75b89f241c3d3ad61836f0774fac1ca01a6d6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fmobile%2Farticles%2F0610%2F18%2Fl_si_kddi-05.jpg)