記者会見し、議員辞職を表明した京都府舞鶴市議会の鯛慶一議長=同市議会で2023年1月6日午前11時45分、塩田敏夫撮影 京都府舞鶴市議会の鯛(たい)慶一議長(53)=自民=は6日、児童買春・ポルノ禁止法違反(所持)の罪で2019年に舞鶴簡裁から罰金30万円の略式命令を受けていたことを明らかにし、同日付で議員辞職した。事件当時は現職市議だったが、議会に報告せず、公表もしていなかった。 起訴状によると、鯛氏は19年8月、舞鶴市内の自宅で、性的好奇心を満たす目的で児童ポルノ動画が入ったDVD4枚を持っていたとされる。同年11月、舞鶴区検は略式起訴し、舞鶴簡裁が略式命令を出した。 鯛氏は建設会社員で、10年に初当選。22年11月に4選を決め、同12月に議長に選出された。