再選が確実となり、支持者とバンザイする玉城デニー氏(前列中央)=11日午後8時3分、那覇市古島の教育福祉会館(大城直也撮影) 任期満了に伴う第14回沖縄県知事選は11日、繰り上げ投票があった一部地域を除き、投票が行われた。即日開票の結果、開票率99.62%現在で、県政与党の「オール沖縄」勢力が支援した無所属現職の玉城デニー氏(62)=共産、立民、社民、社大、にぬふぁぶし、れいわ推薦=が33万9617票を獲得し、いずれも無所属新人で、前宜野湾市長の佐喜真淳氏(58)=自民、公明推薦、前衆院議員の下地幹郎氏(61)を破り、再選を果たした。最大の争点となった米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設に、明確に反対の姿勢を示した玉城氏が当選したことで、辺野古新基地建設反対の民意が改めて示された。 投票率は57.92%で、4年前の前回選に比べて5.32ポイント低下した。2002年の57.22