主にノベル系ゲームにおける「立ち絵」の話。ノベルタイプ以外(ならび3Dポリゴンとか)は話が別でしょう。去年発売された3作品(しろくまベルスターズ、シャッテン、装甲悪鬼村正)&クドわふを例として挙げてみます。とりあえず見ていただくのが早そうなので、『しろくまベルスターズ』の話。 顔貌性象徴機械としての立ち絵 この作品の面白いところは、立ち絵が2種類+顔パターンしかないというところです(サブキャラにおいては1種類+パターン)。どういうことかというと、 基本体勢はこの2種類しかない。ななみでいえば「斜め向いて手を広げてる」のと、「正面向いて手は胸の前」という2種類しかない(てゆうか他のメインキャラも、斜め向きと正面向きの2種類しかない)。ただし表情のパターンは10種類以上あって*1、それによって『しろくま』の立ち絵は運用されているわけです。 身体は2パターンしかなくて、顔は10パターン以上あると