酒を飲むと脳が萎縮し、昔は一理あるとされていた酒の効用も現在では完全に否定されている、という話を酔っ払った医師と宴会で語り合っているわけです。 私も持病がありますので、一時期は毎日浴びるように飲んでいたビールや、出張のとき朝からあおっていたウオツカもほとんど飲まなくなりました。外で飲むのは月2回ぐらいでしょうか。ドクターストップというわけではありません。ただまあ、いまさら酒をやめても遅いのかもしれないけど、不慮かつ無駄に死にたくありませんからね。 ©iStock.com 「なんで飲んでいたんだっけ?」 しかしながら、飲み親しんだ酒を控える、ほとんどやめてしまうというのは辛く苦しいわけであります。まあ、先週ゼロだったから今週はいいだろうという風に、欲望が私の理性を試してくるわけなんですよ。あるいは、酔い加減を楽しめない人生なんて味気ない。さらには、ご一緒する方が気持ちよく飲んでいる前で私はな
![「(身体に)悪いのは分かっている、でもやめられない」という普遍的な問題 | 文春オンライン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4a142e95edcac381a5dc4b4a40c7006c0272bf95/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbunshun.jp%2Fmwimgs%2F8%2F4%2F1200wm%2Fimg_84562025665a8f70a5578933ed7ab1f7207574.jpg)