印刷 関連トピックスノーベル賞 米ワシントン大(ミズーリ州)の研究チームは23日、「光より速いニュートリノはできにくい」とする理論計算の結果を発表した。9月に発表された直後から、世界的に論争を呼んでいる「超光速ニュートリノ」に対する新たな反論として注目される。 「超光速」を観測した国際研究チームOPERA(オペラ)の実験では、超光速ニュートリノは高速の陽子を標的にぶつけてできる「パイ中間子」と呼ばれる粒子からできることになっている。しかしチームの計算ではこの反応は起きにくく、南極でのニュートリノ観測でも裏付けられるという。 「超光速」を巡っては、別のノーベル賞物理学者らも11月、反論となる論文を発表している。 朝日新聞デジタルでは、以下のような関連記事も読めます。登録はこちら未確認のニュートリノ振動か関連記事ニュートリノ「超光速」に異論 同じ研究所の別チーム(11/22)「光より速い