大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒=当時(13)=が自殺した問題で、学校が直後に全校生徒を対象に実施したアンケートに「(男子が)亡くなっているのにそれを笑いに変えていた」「死んでくれてうれしいとかおかしい」などと、男子をいじめていたとみられる生徒が自殺を嘲笑していた可能性をうかがわせる記述が複数あることが12日、関係者への取材でわかった。アンケートは滋賀県警に任意提出されており、県警はいじめと自殺の関係について慎重に調べている。 自殺直後に学校が実施したアンケートは、859人の生徒のうち、約8割が回答。男子へのいじめなどについて具体的に聞いたもののほか、生徒の気持ちや伝えておきたいことを尋ねたものもあり、2種類があった。「自殺の練習をさせられていた」「先生も見て見ぬふり」などは具体的な質問への回答だったが、「死んでくれてうれしいとかおかしい」などは、気持ちなどを尋ねたものの回答に入