農業生物資源研究所(茨城県つくば市)は28日までに、クモの糸を吐くカイコの実用品種を開発したと発表した。 「クモ糸シルク」と名付けた新素材はシルクにクモの糸が含まれている。切れにくさは鋼の約20倍。 ベストとスカーフを作ることにも成功した。研究成果は米科学誌「プロスワン」に掲載される。 研究グループは通常のシルクを生産するカイコに、オニグモの縦糸のたんぱく質の遺伝子を導入した。 遺伝子組み換えカイコが作った繭から取った糸は、オニグモの縦糸のたんぱく質を1%弱含んでいた。 天然シルクより1.5倍以上切れにくく、アメリカジョロウグモの縦糸に匹敵する強度だった。 ※下記リンクより、一部抜粋。続きはソースで http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG2702U_Y4A820C1CR0000/ 関連記事 ポップアップ広告を開発した男性「本当ごめんな