賛否両論に、はっきり分かれそうではあります。それに、そもそもこの記事を読んでくださっている方の大半は、50歳までにはまだまだ時間があるでしょう。しかし肯定するにせよしないにせよ、トピックとして読む価値はあるなと感じたのが『50歳からは肉を食べなさい』(藤田紘一郎著、フォレスト出版)。以前ご紹介したことのある『絶好腸 ストレス、こころの不調を解消する腸の鍛え方』など、腸に関する多くの著作を持つ東京医科歯科大学名誉教授による最新刊です。 「肉は、カロリーもコレステロール値も高いので、生活習慣病の人は控えた方がよい」という医者の情報を信じることをやめ、「カロリー計算をしない」「コレステロールの値を気にしない」「野菜と肉を上手に食べ、主食は抜く」という3点を心がけた結果、著者自身が糖尿病をすっかり克服したのだとか。果たして、本当にそんなことがあるのでしょうか? 第4章「薬いらずの体になる! 『肉』