大学の授業 先生「皆さんは100万円が欲しいですか?」 20人全員がうなずく。 (生徒)僕だって欲しい。 100万円あれば、新しい携帯電話、CD、マンガ、DVD 今欲しいモノはすべて買える。 「そこで、です」 先生は、あるチラシを全員に配った。 それは、ある農機具メーカーの学生懸賞論文コンテストのチラシだった。 大賞の賞金は100万円と書かれていた。 「応募しようという気になりますか?」 先生は、1人1人、20人全員に聞いていった。 みんな、首を横に振る。 僕も首を横に振った。 理由を尋ねられた。 「論文なんか書けない。書いたことがない」 「自分にはムリ」 「時間がとれそうにない」 「最優秀賞をとる人は、東大とか京大とかの優秀な学生だろう」 などというのが、その理由だった。 先生はうなずく。 「今、日本には、280万人の大学生がいます。 このポスターは全国の大学で張り出されてい