キーボード 今回大手メディアの先行レビューでは「打ちにくい」と話題だったキーボードですが、実際に使ってみた感想を。キーの押し込み幅はまるでトラックパッドのクリックのように薄くなっています。その代わり、バタフライ構造によってどこを押しても均一に押し込まれるようになっています。この二つが組み合わさる事でかなり独特の打ち味になっており、「打ちにくい」というよりも「打ち始めにくい」と表現するのが正しいかもしれません。ホームポジションにしっかりはまれば今までのMacのキーボードと変わらない感覚で打つ事ができますが、その「どこを触っても同じように下がる」という性質上、指先でキーの位置を感じながらホームポジションをブラインドタッチ中に微調整しながら打つという無意識の行為が阻害されているように感じ、しっくりこないポジションで打ち始めると踏み外してしまうが、きちんとしたポジションだと不思議と打ててしまう、と