芥川賞 授賞式のときほかの受賞者と一緒に壇上にいたので、 ご自身が障がい者と言うことを知りました。 そのあと執筆を含めた日常の取材動画も見ました。 障がい者の本音をあからさまに描いたと言われる受賞作。 図書館にリクエストしていた『ハンチバック』が ようやく私の番になって手に入りました。 本を読むこととか書くこと 主人公は遺伝子情報の不具合で、姿勢を保つことができません。 本を持つこと、ページをめくることもできません。 そんな彼女は、「インクの匂いが好き」という紙の本を愛でる人に悪口をあびせます。 通信制の大学で学び、ウェブライターをしている彼女にとって、 必要不可欠な読むことと書くこと。 デジタルガジェットを使いこなしても、 困難はつきまとうことでしょう。 本を読めないのは視覚障がいの方だけではないことを、 改めて思い知らされました。 録音図書を作ることも、 そのほかに情報にアクセスするた