セブン―イレブン・ジャパンが発売するチルド弁当 コンビニエンスストア最大手のセブン―イレブン・ジャパンは、売れ残りの食品廃棄を減らすため、店頭での販売期間がこれまでより1.5〜6倍長い弁当や総菜を10月中旬から順次、首都圏の店で販売する。来春には全国に広げ、食品廃棄量の1割減をめざす。 主力商品は、5度以下で冷蔵保管し、レンジで温めて販売する「チルド弁当」。20度前後で売る従来の弁当の販売期間は製造から15時間だが、チルド弁当は61〜85時間。冷蔵状態を維持することで期限を延ばした。 冷やしてもごはんが硬くならないように炊き方を工夫し、味も従来の弁当と変わらないという。「五目中華丼」や「つゆだく牛丼」などで、税込み価格は400円程度になる見込み。 このほか、容器の中の空気を抜くことで従来の2倍に保存性を高めた煮込みハンバーグなどの「スチームパック総菜」(400円程度)や、枝豆などの