今日は、僕の人生を変えた不思議な出来事について話したいと思います。 10年前、私は平凡な大学生でした。 将来の夢もなく、大学も英語が一番得意だったから英文科を選んだだけで、燃えるように好きなものがありませんでした。 さらに、高校時代に両想いになった彼女とは大学入学と同時に自然消滅してしまい、心の拠り所がない生活を送っていました。 勉強にも夢中になれず、恋愛もうまく行かず、大学では、言葉の訛りを気にしてあまり話さなかったせいか友人もできませんでした。 親が工面してくれる仕送りだけでは、生活費が足りなかったため、居酒屋でアルバイトをしていました。 アルバイトが終わると、帰宅は夜の1時過ぎになります。 食事はまかないですませているので、そのまま風呂にも入らずに寝てしまう生活でした。 風呂に入らないのは、疲れているからだけでなく、下の部屋に住む人がうるさくないように配慮をしていたからです。 それな