「第一志望を目指す彼を全力で支え、合格を祈っていた頃が一番幸せだった。」 喜びを爆発させた合格発表から1年もしないうちに、こう言い残してネットから消えたSNSユーザーがいました。 同居親の介護という重いミッションをこなしながらの伴走、大金星。けれど、その先にあったのは思い描いたのとは全く違う、廃人同様になってしまった息子との暮らしでした。 「大変だったあの日々は何だったのか?」 今ごろ彼女はこう自問しているのかも知れません。 一方で、つらいつらい日々を乗り越えた先に、たび重なる黒星があっても、いまでは幸せな毎日に感謝しながら暮らしている親子もいます。 その少女の両親は、部活に、勉強に充実した日々を送る娘を見守りながら、進学先の一貫校にこれ以上ないほどの恩義を感じているといいます。 こんなにも健やかで喜ばしい中学受験のエピソードは稀でしょう。 今回は、そんな心境に至るまでに彼らが重ねた試行錯
![【本気レポート】私らしく、いられる場所へ ~或る元サピ女子の再起~ - 中学受験と児童書と](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/cbd8b411223e8fb91017ca287c29bcc72a7f2ae5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fy%2Fyuki-to-kaze%2F20230106%2F20230106220022.jpg)