昔の自分なんて振り返っても意味が ないかもしれません。 すでに自分はうつ病で いまや、思い通りに 動いてくれない困った 自分しかここにはいないのですから。 でも、昔の自分はどうっだったのか、 こんなときなら、 あんなときなら、 自分はこう行動していたとか こう考えていたとか つい昔の自分と比べようと してしまう。 比べてしまうのは たいてい気持ちが沈んでいるとき。 昔の自分はこんなではなかった。 もっとテキパキ行動して 頭の中も冴えきっていて 行動がつぎからつぎへと 湧き上がるように考えられていたはずだ。 でも、この「だったはず」の自分は、 もはやすでに想像の生き物です。 思い出そうとしても 自分の面影がぼやっとしていて はっきり思い出せないから。 いまの思い通りに動いてくれない自分は、 あまりにも、みじめで 好きになれません。 うつ病と診断される、3年前までは、 他の同僚とおなじように