石井国土交通大臣は、政府の非常災害対策本部会議のあと記者団に対し、九州新幹線について、復旧工事が順調に進めば、23日には博多=熊本間で試験走行が行われるという見通しを明らかにしました。 そのうえで、石井大臣は「試験走行がうまくいけば、その後、運転再開ということになる。そうすれば相当大きな効果があると思う」と述べました。 また、石井大臣は、九州自動車道の八代インターチェンジと嘉島ジャンクションの区間で来週前半にも一般車両の通行が再開できるようになるという見通しも明らかにしました。
4月16日に発生したマグニチュード(M)7.3が本震、14日のM6.5が前震となった熊本地震は、多くの建物に被害を与えた。日経ホームビルダーでは、新耐震基準導入以降に建てられた住宅が、前震と本震でどのような被害を受けたかに注目。建築の専門家と共に現地を取材した。 本震の発生後、木造住宅の耐震診断と補強に詳しい耐震研究会(東京都世田谷区)の建築実務者数人と、熊本県益城町に向かった。取材目的の第一は、新耐震基準導入以降に建築された木造住宅の、被害状況を知ることだ。 木造住宅の耐震性能は、1981年より前の旧耐震基準と、81年の新耐震基準導入以降で大きく異なる。今回ほどの大地震に、旧耐震基準で建てられた住宅が持ちこたえるのは難しいと予想されたため、新耐震基準導入以降の住宅に絞ろうと考えた。 益城町の被災住宅は、本震を受けて前震のときより急増していた。全てを見て回り、該当する被害を探し出すには時間
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