千葉県は20日、県内に住む70代の無職女性が新型コロナウイルスに感染していたと発表した。同県内で新型肺炎の感染が確認されたのは女性で5人目。女性は16~18日に県外の観光地をめぐるバスツアーに参加していたが、感染源となった中国との接点は浮上しておらず、現時点で感染経路は不明。 【図】新型肺炎 重症化しやすい人は… 県によると、女性は14日夜に38度8分の発熱があり、15日に県内の医療機関を受診。インフルエンザの検査で陰性だったため、16日朝に最寄り駅から電車で羽田空港に向かい、18日まで県外のツアーに参加していた。 ツアーの参加者は約40人で、移動は観光バスを利用。ツアー後の18日夜に羽田空港から電車で自宅に戻った。19日に受診した県内の医療機関で肺炎と診断され、20日に陽性であることが判明。現在は県内の感染症指定医療機関に入院している。 女性は一人暮らしで、ツアーには県外に住む妹と参加し