「サンモニ」日本学術会議前議長・山極氏「いずれは学生が動員される。すごく私は不安」 日本の軍拡を指摘し、懸念
長崎港停泊中に新型コロナウイルスの集団感染が発生したクルーズ船コスタ・アトランチカ。乗組員の健康管理に、長崎大熱帯医学研究所助教の山藤栄一郎氏(40)と富士通が共同開発したアプリが活用された。遠隔で乗組員の状態を把握して関係者が情報共有し、重症化リスクの早期察知にも役立った。山藤氏は今後、介護現場でのアプリ活用などを検討している。 600人以上の全乗組員を対象に、スマートフォンでQRコードを読み込んでもらった。身長や体重、基礎疾患があるかどうか、喫煙歴などの入力に加えて、毎日午前に体温、せき、吐き気、頭痛の有無などの報告を求めた。 日々のデータを、厚生労働省クラスター対策班の一員でもある山藤氏がチェック。健康状態を詳細に把握し、発熱チェックだけでは見つけられなかった肺炎の徴候の発見につながった。 また基礎疾患や喫煙歴、肥満かどうかなど身体的特徴のデータを把握していたことで、重症化の可能性を
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は13日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴ってアルバイト先が休業したことなどにより生活に困窮する大学生らを対象に5000人規模のアルバイトを募集することを決めた。 6月初旬から募集を始める方針だ。業務は、ネット上での金融取引などへの継続的な意識調査への協力や、デジタル関連サービスの試験利用などを想定している。報酬は、複数回の調査協力で数万円程度となる見込みだ。 金融業界では、金融とITを組み合わせた「フィンテック」の進展により、大手銀行もIT企業との競争を強いられている。 調査結果を通じて、若者の金融サービスや資産形成などへのニーズを把握し、今後の新サービスの開発などに生かす狙いもある。 大学の学生課などと連携し、必要な学生が応募できるよう工夫する。 MUFGはこのほか、困窮する学生を経済面で支援する団体「日本学生支援機構」と「あしなが育英会」
新型コロナウイルスによる日本の死者数は欧米に比べて少ない。だが感染者数と死亡者数を「対数グラフ」で分析すると、日本だけが異常な推移をたどっている。統計データ分析家の本川裕氏は、「他国のように収束へ向かう横ばい化への転換が認められず、増加ペースが落ちていない。そこには3つの理由が考えられる」という――。 【図版】似たテンポで感染拡大が推移した欧米諸国に対して東アジアの推移は特異 ■世界中で日本だけ「コロナ感染のグラフがおかしい」 新型コロナウイルスは、海外でも日本でも「感染爆発」と呼ばれた一時期ほどの急拡大は見られなくなってきた。だが、それでもなお深刻な感染状況が続き、医療が対応しきれないこともあって各国で死者が増えている。 1月に中国・武漢ではじまった新型コロナの感染拡大は、その後、韓国、イラン、イタリアなどと広がり、また、さらに欧州各国や米国などを中心に全世界に拡大してきている。この4カ
「SDGs」「女性活躍」ってなんだろう? 建設会社・奥村組の事例から考える、"人に向き合う"大切さ 提供:株式会社 奥村組
新型コロナウイルスの感染が、子どもにじわりと広がっている。10歳未満の感染者は200人を超え、その9割近くは4月以降に感染が判明した。休校期間が長引く中、仕事などで外出する親たちを介してうつる「家庭内感染」が少なくない。(安田龍郎、中川慎之介) 【写真特集】新型コロナウイルス 広がる感染防止の動き ■東京が最多 都道府県の発表を読売新聞が集計すると、10歳未満の感染者は4日時点で242人に上る。そのうち、東京の63人が最多で、大阪22人、愛知15人と続き、都市部が上位を占めている。 国内で10歳未満の感染は2月21日に初確認された。北海道中富良野町の小学生と、中国・武漢市から政府チャーター機で帰国した埼玉県の未就学児の計2人で、3月末の時点では国内で30人以下にとどまっていた。 だが、4月に入って急増し、12日に100人、25日に200人を超えた。週別では4月12~18日に68人に達し、減
<緊急事態宣言の1カ月延長が事実上決まった。日本で新型コロナウイルスへの急激な感染拡大が起きたのは中国より2カ月、韓国より1カ月遅れで、その教訓を汲んで準備を整える時間があったはずなのに、なぜ日本の対応は失敗したのか> 5月1日現在、日本の新型コロナウイルスへの感染者数は1万4119人、死者は435人。比較されることの多い韓国と比べて、感染者数、死者数、致死率ともに日本が上回ってしまった(図1)。しかも韓国が1日の新規感染者数が1桁台になり、すでに流行をほぼ抑え込んでいるの対して、日本は毎日数百人ずつ感染者数が増えつづけている。さらに気がかりなのが致死率(=死者数/感染者数)が急ピッチで上昇していることである。図1で韓国の線をみればわかるように、感染者数の増加ペースが下がるとき、致死率はむしろどんどん上昇する。もちろん一人でも多くの命が救われることを願ってやまないが、残念ながら日本の致死率
新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が出てから28日で3週間。 外出自粛要請が続く中、家庭での酒量増加が懸念されている。専門家は深酒による健康被害などさまざまな問題を指摘。「飲酒リスクを認識して」と訴える。 【写真】東京・JR中野駅前に張り出されたメッセージが話題 酒類販売のカクヤスが発表した3月の売上高は、飲食店などの業務用が前年同月比で3割近く落ち込む一方、家庭用は7.8%増加した。テレワークなどによる「巣ごもり需要」が増えたためとみられる。 「行動が制限される中で、自宅飲みが手っ取り早いストレス解消法になっている」。各種の依存症ケアに取り組む大船榎本クリニック(神奈川県鎌倉市)の精神保健福祉士・斉藤章佳さん(40)は、適量の飲酒に理解を示しつつ、「深酒が続けば健康や人間関係に悪影響を及ぼす」と話す。 斉藤さんの懸念は、テレワークの人が普段より早い時間から酒を飲み始めることだ
新型コロナウイルスの感染の有無を調べるPCR検査を受けた事実を隠して受診した患者がいたため、茨城県古河市の松永外科医院が、14日から外来診療を休止していることが分かった。患者は翌15日に陽性と判明。たらい回しを懸念したといい、同医院の松永弘之院長(59)は「医療崩壊につながりかねない。感染が疑われているのに、連絡なしに来るのはやめてほしい」と訴える。 患者は埼玉県の初診の男性。松永院長によると、足首の痛みなどを訴え、14日夕、妻に付き添われて訪れた。他の疾患は「ない」と回答したが、医院を出た後、妻から「実は今日PCR検査を受けた。たらい回しになると思い黙っていた」と電話があった。 院長は埼玉県内の保健所に確認し、外来診療を取りやめた。ほかの患者はいなかったが、院長は濃厚接触者とされた。感染している可能性があるとは思わず、不足するマスクを使えなかったという。特段の症状はないが、一部の患者に電
・韓国の大量PCR検査を支えたのは徴兵代わりの「公衆保険医」 ・住民登録番号で可能となった濃厚接触者の割り出しとマスク配布 ・新型コロナが「自由」「人権」の価値を変えるのか 日本で新型コロナウイルスの感染者が増加する中で、ずっと議論されているのがPCR検査の是非についてだ。世界と比較して検査件数が少ない日本の現状に疑問を呈する論調が多くなっている。中でも、お隣韓国が検査大国としてメディアで大々的に報じられているため「韓国のように大量の検査をするべき」との話も多い。実際に韓国のPCR検査件数は50万件を超えていて(4月13日現在51万8743件)、人口比で言えば世界最多だ。 しかし「韓国式を取り入れるべき」と言うのは簡単だが、本当に日本が「韓国式」を導入できるのだろうか?結論としては、国の在り方が違いすぎるので、参考には出来るがそのまま導入できる点はそう多くないと言える。 日本において韓国の
新型コロナウイルス感染の急拡大で政府は4月7日、改正新型インフルエンザ対策特別措置法に基づく「緊急事態宣言」を表明する。首都圏などの企業の活動は、8日から5月上旬までは在宅勤務が中心となる。しかし、2、3月にテレワークを経験した上場企業などの経理・財務部門幹部の4割は在宅勤務では業務が完結せず途中出社していたことが明らかになった。営業とは違い、比較的在宅勤務に馴染みやすいとされる財務関連でもペーパーレス化が進まず、完全なテレワーク態勢は難しいようだ。各企業とも社内デジタル化の遅れを補いつつ、今回の「緊急事態」に臨むことになりそうだ。 日本CFO協会(東京・千代田)は3月18日から4月3日まで、上場企業の財務最高責任者ら経理・財務幹部577人にオンライン上で「新型コロナウイルスによる経理財務業務への影響に関する調査」を実施した。従業員規模は5万人以上が11%、5万人未満5000人以上が22%
残念ながら、新型コロナウイルスの感染拡大は、人との交流を遮断しなければ収まらない。これは世界の常識なのだが、日本だけが違う道を走っている。 【写真】コロナ不況なのに「意外と売れているもの」一覧… 感染者ルートを辿ればいいんでしょ、熱があるような新型コロナウイルス感染者の症状に似ている人との接触を避ければいいんでしょ、風邪に似た軽い症状の場合は、回復して2週間自主隔離すれば自由に行動できるんでしょ、では済まないのだ。なぜなら、世界中で感染を拡大させている人の正体は「元気で無自覚な人」なのだから。 現在、筆者が住んでいるニューヨークは、もはや第2の武漢だ。アメリカは世界一新型コロナウイルス(以下、新型コロナ)感染者数が多い国であり、アメリカのなかで新型コロナ感染者数が一番多い州がニューヨーク州であり、ニューヨーク州のなかで新型コロナ感染者が一番多い市がニューヨーク市であり、ニューヨーク市のなか
国内の感染者が3日連続で1日当たり300人を超え、衰え知らずの新型コロナウイルスの猛威。感染しても重症化するのは約2割。8割は無症状か、症状が軽いとされるが、その分かれ目は患ってみなければ分からない。コロナに感染し、現在も都内の病院に入院中の飲食店経営の男性(52)が、病床から電話で地獄のような闘病3週間の生活を語ってくれた。 ◇ ◇ ◇ ■当初は国からインフル検査を禁じられ放置 体に異変を感じたのは、3月17日ごろです。それから微熱が続き、喉が腫れ、サバの骨の10倍ぐらいの太さの金串をのみ込み、喉に突き刺さっているほどの強烈な痛みを感じました。痛さで飲み物どころか唾さえ飲めません。次第に首の外側が腫れ、食欲が減退し、倦怠感に襲われ、睡眠導入剤を飲んでも痛さで眠れない日々が続きました。 寝ようにも背中をバットでボッコボコにブン殴られるぐらいの激痛に見舞われ、2日間、自宅のベッドの上での
コロナ禍に花粉症。手持ちのマスクが心もとない。駄目元で、開店前の薬局に家族と交代で並ぶこの頃だ。肌寒い早朝、長い列の後方に、幼い子の手を引いた若いお母さんがいた 【写真】「侍マスク」口コミで広がり…静かな反響 ▼「前、どうぞ」。母子の前にいたリクルートスーツの女子学生が順番を譲った。すると、二つ前の若い女性も「前、どうぞ」。さらに、年配のご婦人も、中年のおじさんも、青年も「前、どうぞ」。小さな善意のリレーは暖かな春風のように ▼店内まで進んだ客は、レジ近くの箱からマスクを取って代金を払っていた。そこへいきなり入ってきた中年の男性が、マスクをつかんだ。列の女性が「割り込みは駄目です」と注意しても、男性は「マスクを取ってから並ぶんだ」と言い放って店外へ ▼男性は企業の管理職風。順番を譲った女子学生を面接するような立場かもしれない。大人であり、社会人の先輩なのに、心が冷える自己中心。みんなマスク
新型コロナウイルス感染症の急速な拡大を踏まえ、安倍晋三首相は、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言を発令する方針を固めた。複数の政府関係者が6日、明らかにした。対象地域は感染者が急増している東京都を含む首都圏や大阪府を軸に調整する。首相は6日にも、特措法に基づく「基本的対処方針等諮問委員会」に緊急事態に該当するかを諮問し、早ければ7日に発令する。 【Q&A】緊急事態宣言、出たらどうなる? 特措法に基づく緊急事態宣言が発令されれば初めて。東京都では5日、1日当たりの人数としては最多となる143人の感染が新たに確認されるなど、感染者が急増している。東京都の隣接県や大阪府などでも感染者の増加傾向が目立っている。発令によって、オーバーシュート(爆発的患者急増)で医療体制が機能不全に陥る事態を回避する狙いがある。 首相は宣言で、都道府県を単位とする区域や期間を示す。対象地域の知事は
「弟、クリス・クオモ(CNNアンカー)が、新型コロナウイルス検査で陽性となった」 米ニューヨーク州知事アンドリュー・クオモ氏(62)は3月31日(米東部時間)、新型コロナ対策の定例記者会見中、突然こう明かした。 【全画像をみる】米で人気急上昇、クオモ・ニューヨーク州知事がこの1カ月でやったこと。感染者76人で緊急事態宣言 新型コロナウイルスは、国境も人種も貧富の差も超えて感染する「驚異的に人類を等しくするもの」(クオモ氏)だから、「(外出しないなどの)個人の責任」の重要性を訴えていた会見最後の下りだった。 連日午前11時ごろから開かれる定例会見でクオモ州知事は、ニューヨーク州で3月31日現在、感染者が7万5795人、州内の死亡者は30日の1218人から1550人に急増と発表した。まさにニューヨーク州は「爆発的感染(オーバーシュート)」の中心地だ。 弟クリス氏(49)は感染しているものの症状
新型コロナウイルスの欧州での感染の中心となっているイタリアで、国の高等衛生研究所(ISS)が3月31日、感染者数が「ピークに達した」とする見解を示した。政府側が感染のピークについて言及するのは初めて。累計の感染者数から死者と回復した人数を引いた「日ごとの感染者数」はほぼ横ばいが続いており、ISSは、今後減少に転じるとみている。 【写真】外出禁止令が出ているイタリアでは各地で検問が行われ、車が長い列を作っていた=3月21日、ローマ、河原田慎一撮影 イタリアでは、同日現在の感染者数は前日より4053人増えて計10万5792人となった。このうち1万5729人はすでに回復し、1万2428人が死亡している。回復者と死者の人数を感染者数から引いた「日ごとの感染者数」は7万7635人。特に感染が集中している北部ロンバルディア州は2万5124人で、この3日間、ほぼ横ばいとなっている。同州で集中治療を受けて
日本では先週末、ようやく東京都が外出自粛の呼びかけを行いました。しかし、海外在住の日本人は、このような日本の「ゆるい対策」にドン引きしている人が大半です。 【写真】死ぬ瞬間はこんな感じです。死ぬのはこんなに怖い 現在、私が住んでいるイギリスを始めとする欧州では、空気は何とも重苦しく、「もうコロナ以前の世界は終わったのだ」という意識の人が大半です。 もう、あの平和で気楽な世界は戻ってこないのです。 我々は現在、世界中を舞台とした大戦争の最中にいます。 これはただの「感染爆発」ではありません。はっきりいって、第3次世界大戦です。煽っているわけではありません。大げさなわけでもありません。 これは残酷な事実です。我々はこのウイルスに試されているのです。 世界大戦はテロリストとの戦いでもなく、スカイネットとの戦いでもありませんでした。相手は理性も交渉も全く通用しないウイルスだったのです。よくできたS
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