「楽天の試合で殺人」ネットに予告、男に有罪判決 仙台地裁 インターネットの掲示板に、プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスの試合が予定されていたクリネックススタジアム宮城(仙台市宮城野区)での大量殺人を予告する書き込みをしたとして、仙台地裁は23日、威力業務妨害罪で、神奈川県厚木市妻田北3丁目、大学生浅見祐希被告(20)に懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。 内藤尚子裁判官は「動機は目立ちたいこと、書き込みへの反応をみたいことで短絡的。球団に財産的損失を与えた」と指摘した。 判決によると、浅見被告は3月22日午後11時ごろ、「27日の楽天―西武戦の応援席で大量殺人しちゃうかも」などと掲示板に書き込み、楽天野球団に無差別大量殺人を想定した警備を余儀なくさせ、業務を妨害した。 球団は「多くの人に迷惑がかかるので、二度と同じようなことを起こさないでほしい」と述べ