前半戦、30勝56敗の借金26。気がつけば今年もセ・リーグのズンドコを彷徨う横浜ベイスターズ。そんな横浜に新外国人ブレット・ハーパーの入団が決定したのは6月末のことだった。 「野球が大好きです。日本でチャンスをもらったので実力を最大限出して、監督、チームから言われたことや方針に従って一生懸命やりたい。チームの勝利に貢献できるよう頑張ります」 などと入団会見で殊勝に語った最高年俸1000万、メジャー経験なしで体重112kgの助っ人に、当初期待を掛けるファンは皆無だったと言っていい。 筆者の周囲でも「左の大砲ならスレッジがいるのに何故?」、「せっかく一塁に定着した内川を外野にコンバートしてまで使うなんて、FAを控えたこの微妙な時期になんて恐ろしいことを」などなど、戦力としての評価はまったくもってされず。 唯一評価の対象となったのは、神奈川県民に馴染みの深いその名前だけであった。 横浜には「あり
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