野村克也元監督からは「人生、野球をやめてからの方が長い。視野を広げるにはいい機会。必要とされているのだから頑張れ」との言葉をもらったという渡辺直人 12月1日の契約更改交渉後の会見で過去最低の出場試合に終わった今季を振り返り、東北楽天の渡辺直人は忸怩たる思いをぶつけた。 「今年は本当に自分でも納得していません。来年は競争になるけど、試合に出たら最高のパフォーマンスを出せるように自分を高めていきたい」 メジャーから松井稼頭央と岩村明憲が移籍してきたことで、内野のレギュラー争いが激しくなることは覚悟している。だからこそ、「今まで自分がやってきた自負もある」と己を鼓舞した。 加えて、副選手会長に任命されたことでより一層、責任感も芽生えた。渡辺直には、ひとかたならぬ決意が漲っていた。 そんな矢先、である。 9日、金銭トレードにより渡辺直が横浜へ移籍することが決まった。理由として、「ショートは松井稼
横浜ベイスターズが8年ぶりの開幕勝利、4年ぶりの貯金という夢を見た件。 Tweet Share on Tumblr 2011年04月13日11:32 立ち上がれ日本! 8年ぶりの開幕戦勝利。4年1328日ぶりの貯金。たかが1勝、されど1勝。日本中が感動に包まれ、大きな勇気に満たされた横浜ベイスターズの勝利。数合わせ球団と呼ばれ、早く身売りしろと野次られ、社会人野球のほうがマシとまで言われた横浜。どうにもならない掃き溜めのようなチームが、一丸となってつかんだ勝利。すべての日本人に「誰だって頑張ればできるんだ」と気づかせる、価値ある戦いでした。 心が変われば行動が変わる。「変心」ぶりは横浜の戦いにハッキリと表れていました。キャプテン男・村田を中心に今季から掲げた、「全力疾走」「途中で止めない」「時間を守る」などの厳しい規律。試合でも文字どおりの全力疾走、諦めない姿勢が随所に見られ、勝利を引き寄
震災被害地でもある八戸大出身の内藤雄太が9回1死一、三塁からサヨナラ安打。「みんなが駆け寄ってきて、ああ勝ったと。いろんな思いが湧いてきた。ヒットなら汚いヒットでも構わないです」 今シーズンのプロ野球開幕を祝しまして、謎かけなんてものをひとつ。 20年ぶりに出た同窓会とかけまして、野球評論家が予想する今季の横浜と解く。 そのココロは、どこを見ても“さいかい”だらけ――。 なんて、おどけてみたくもなる春のうららの横浜港。 なんとなくわかってはいた。だが、まさかここまでだとは思わなかったと愕然とせざるをえない。それが、今季の横浜ベイスターズの予想順位である。いや、冷静に考えれば、最下位と予想されることは当然といえば当然。ベイスターズ贔屓の筆者とて、純粋にペナントを予想しろと聞かれれば、3年連続90敗、昨年は55年ぶりの95敗を記録したベイスターズを下位に入れるのは致し方ないところか。 特にここ
84年夏、失敗バネに培った自信 境のエース安部さん 2008年07月03日 「まだノーヒットです」。スコア係のマネジャーが攻守交代の度に言った。84年夏の甲子園。1回戦で境のエース安部伸一(41)は0―0で迎えた10回裏2死まで法政一を無安打に抑えていた。3人目の打者への初球。捕手からのカーブのサインに首を振り、一番自信があったスライダーを投げた。 84年の法政一戦でサヨナラ本塁打を打たれ、ボールの行く先を見つめる安部伸一さん(右)=阪神甲子園球場 営業マンとして活躍する安部伸一さん=広島県三原市 「あの落球が自分の人生の原点」と話す松本和己さん=米子市 「カーン」。乾いた音とともに打球は左中間ラッキーゾーンへ。本塁打を打たれたと分かっているのに、試合に負けたことが分からなかった。次打者に投げる準備をしていたとき、「ナイスピッチング」と内野手に声をかけられ、ようやくサヨナラ負けを理解した。
〈離島から夢の舞台へ:上〉信念の指導、揺るがず 2011年1月31日16時28分 印刷 Check 21世紀枠での出場が決まり、仲川篤志主将を胴上げする佐渡の選手たち=佐渡市石田、川村直子撮影 佐渡高の深井浩司監督(48)は今も忘れられない日がある。 同校に着任したばかりの2006年4月。野球部員を前に「甲子園に行くために佐渡に来た」とあいさつした。すると部員から失笑が漏れた。 「甲子園なんて行けるわけねえっちゃ」 深井監督は前任の柏崎高では部長として03年春に甲子園へ導いた。そのとき出場した島根県の離島チーム、隠岐高の活躍に触発され、希望して佐渡に単身赴任した。この思いを部員たちにどう理解させるか。ここから監督の甲子園への戦いは始まった。 部長を経て06年7月に監督に就任。キャッチボールや全力疾走といった基本的な練習から厳しく鍛え始めた。そこで気づいたのは部員の生活態度が乱れていたこと。
全米ドラ1助っ人バリントン、広島連敗止めた2011年4月15日11時45分 印刷 Check (14日、広島3−1阪神) 助っ人右腕バリントンが広島の連敗を止めた。2002年、1千人超が指名される大リーグドラフト会議でパイレーツから全体1位指名を受けた30歳は来日初登板で阪神打線を8回無失点。「低めに制球すれば球が転がる。転がしておけばなんとかなる」。7回2死二、三塁のピンチもマートンを遊ゴロで切り抜けた。 9年前、全米に名をとどろかせたエリートも苦しんだ。マイナーとメジャーを行き来する生活が続き、昨年ロイヤルズでメジャー初勝利を挙げるも、この1勝どまり。「地に足をつけて野球がしたい」が来日の理由。首脳陣はカットボールやツーシームをコーナーに投げ分けられる制球力を持つ技巧派を「日本向き」と期待している。 ○野村監督(広) 「何と言ってもバリントン。広島に帰る前に勝ててよかった。地元でもいい
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