ある食堂の突然の営業中止を発端に、全国で波紋が広がっている。 学校から保護者に届いたメール「本校の食堂を運営している業者の都合により、急遽(きゅうきょ)、本日の食堂の営業が中止となり、今後の食堂営業につきましては、現在、再開の目途はたっておりません」 広島市にある高校で9月1日、食堂を運営している委託業者の調理員から、「食事が提供できない」と告げられ昼食が中止となった。 校長によると、学校では、寮生約70人が、1日3食を食堂で食べることになっていた。 生徒の保護者からは、突然の通知に困惑の声が聞かれた。 保護者「先週の金曜日に学校からの連絡メールが来て、お昼ご飯を提供できないので、きょうは急きょ、4時間で下校させますってメールが来ました」 食堂の運営を担っていたのは、広島市に本社を構える「ホーユー」。 会社のウェブサイトを見てみると、学校だけでなく、病院や官公庁、福祉施設などで給食事業を展