なぜ大麻は、厳しく禁じられているのか−。そうした問いにハッキリと答えられる人は、どれだけいるのだろう。 14日、東京地裁で大麻取締法違反の罪に問われた男性被告(37)の初公判を傍聴した。 起訴状によると、被告は今年10月、都内で自家用車内に乾燥大麻と大麻樹脂計2・011グラムを所持していた。 検察官は冒頭陳述で、被告が、勤務先の社長と台湾旅行へ行く途中に大麻を売人から購入したことや、それを空港近くのホテルの駐車場でパイプを使って吸引していたことを明らかにした。 また、被告人質問で被告は、旅行先の台湾でも同行した社長と大麻だけでなく覚(かく)醒(せい)剤も使用していたとも供述。さらに、3〜4年前から同じ売人を通じて大麻を1グラム4000円ほどで4回ほど買っていたとし、海外旅行へ行くたびに薬物に手を出していたと供述した。 検察官「なぜ大麻が禁じられているか分かりますか?」 被告「なんで…。使用
日本を代表する7つの宗派が一堂に集結した、前代未聞の法要。散華(さんげ)舞うなか、声明(しょうみょう)が響き渡った=15日、東京都中央区の築地本願寺、本堂 仏教の新たな形を模索するイベント「東京ボーズコレクション」が15日、東京都中央区の築地本願寺で開かれた。 天台宗、真言宗、浄土宗など8宗派の僧侶有志による企画。お経とラップの共演など数々のプログラムが用意されたが、中でも異彩を放ったのが本堂に特設舞台を設けたファッションショーのような法要だ。 尼僧を含む36人の僧侶が、赤、緑、黄と色とりどりの衣やけさをまとい、各宗派の声明(しょうみょう)を披露。観客が囲む細長い通路をゆっくりと歩き、最後はパイプオルガンの伴奏で合唱しながら、ハスの花びらをかたどった紙をまく「散華(さんげ)」を行って、世界平和を祈願した。 おごそかさに華やかさが加わった雰囲気に、本堂を埋め尽くした観客は大いに沸いた。
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