本家/.の記事(Mexico Decriminalizes Small-Scale Drug Possession)より。 日本でも最近芸能人の薬物濫用が問題となっているが、メキシコでは先週20日、マリファナ、コカイン、ヘロインその他のドラッグの所持を少量に限り刑事罰の対象から外し、処罰の代わりに政府による無料の薬物依存治療を受けることを推奨するという法案が成立した(Associated Pressの記事、AFPBB Newsの記事)。この法律では「個人使用」に相当するドラッグの最大量を定めており、また対象となる薬物にはLSDやメタンフェタミン(昔でいうヒロポン)も含まれる。 現在メキシコ政府は大量の薬物を扱う犯罪組織の掃討に力を入れており、個人レベルの薬物使用者は、従来も現実的には訴追される可能性は低かった。ただし法律上は少量の所持でも厳罰に処せられることになっており、結局は現場の警察官