近年世界で急速にシェアを伸ばしているEV(本記事では特筆なき場合、バッテリー式電気自動車〈BEV〉を指す)だが、現時点ではすべての人に受け入れられているわけではない。 例えば最近では、米シカゴ大学が2023年4月に発表した米国での意識調査によると、回答者の41%が「次の車としてEVを購入する可能性が高い」とした。 一方で、購入しない理由としては最多となる回答者の83%が 「車両価格の高さ」 を挙げ、続く「充電インフラの不足(77%)」や「電池技術の未熟さ(71%)」といった理由を上回った。 購入の最大のハードルEVを購入しない理由(画像:シカゴ大学)) 本調査は米国での実施だが、同様の調査は世界各地でさまざまな企業・団体により実施されており、多くの調査で今回と似たような結果がでている。 例えば、国内で駐車場やカーシェアを運営するパーク24(東京都品川区)が2021年5月に発表した意識調査に
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