「100ミリ以下は影響なし」 渡邉京大教授の南相馬講演 と危険なプロジェクト <放射線健康講演会 「今の生活で大丈夫?」>と題して、渡邉正己・京大放射線生物研究センター特任教授の講演が5月28日、南相馬市内で行われた。 「現状では内部被ばくはほとんど問題にならない」 「外部被ばくについて、100ミリシーベルト以下の被ばくでは人体への影響は出ない」 「子どもより大人の影響が大きいとする証拠はない」 それにしてもこれが市の主催する企画なのだ。一体、どういうことだろうか? 確かに、国の福島復興加速化方針やリスクコミュニケーションの意図がこういうものだというのは間違いない。また、2011年に南相馬市内で指定された特定避難勧奨地点152世帯の解除を、国が、この7月にも行おうとしていることとも大いに連動しているだろう。確かにそうだが、この渡邉特任教授の講演内容の異様さは、それにとどまるものではなそうだ