田原総一朗です。 6月12日、 世界経済フォーラム(WEF)が、 男女平等の実現度合いを示す 「ジェンダー・ギャップ指数」を発表した。 日本の順位は146カ国中118位。 前年より7位上昇したものの、 相変わらずの低さにがく然とした。 その発表のあった翌13日、 参議院議員会館で 超党派女性議員による 「クオータ制実現に向けての勉強会」 が開かれた。 この勉強会の仕掛け人は僕で、 ジャーナリストの長野智子さんが 事務局長を務め、 野田聖子さん、辻元清美さんらが 参加している。 今回は、大阪医科薬科大学 一般・消化器外科の河野恵美子さんに、 医師を取り巻く状況について、 講演していただいた。 河野さんは、ご自分の体験をもとに わかりやすく語ってくださり、 僕は、医療業界の現状に衝撃を受けた。 日本の医師不足は深刻だ。 特に外科医の減少が著しく、 将来、医療に支障が出る可能性もある。 背景には