藤巻幸大が各界で活躍する方々をゲストに招き、“モノとのつきあいかた”について、とことん語り合う「ゲストインタビュー」。今回は作家の島地勝彦さんの仕事場兼バーであるサロン・ド・シマジにお邪魔し、“男を磨くモノ”について伺いました。(前編)後編はこちら島地勝彦さんの通好みな逸品はこちら 万年筆の荘厳さを知らないうちは、 まだ大人の男の領域に達していない 島地乾杯しましょう。(葉巻を取り出し)吸うでしょ? 藤巻ありがとうございます。お邪魔するたびに、いつも思うけれど、サロン・ド・シマジはホント素敵な空間ですよね。 島地僕が好きなものだけを集めた場所だからね。 藤巻シングルモルトに葉巻、万年筆……。僕もこれまで自分としてはめいっぱい散財して、それなりに“目利き”の鍛錬を積んできたつもりだったけれど、島地さんには到底かなわない! 島地「一点豪華主義」なんてよく言われるけれど、それでは美意識は磨かれな