著者の略歴-カリフォルニア大学バークレー校で法学を修めた後,フルブライト奨学金を得て1992年から1995年まで日本滞在.その後,パークレーに戻り,1996年法学博士号取得.さらにハーバード大学を経て,現在,ハワイ大学マノア校準教授 情報社会化の進展をみながら、新たな家族のあり方を考える当サイトに、本書の評論を掲載するか迷った。 本書の主題は、当サイトの趣旨と離れると考えたが、あまりにも鋭く現実をえぐっている。 本書の分析は検察制度に止まらず、日本の実社会の分析にまで到達している。 そこであえて本書の評論を掲載することにした。 もちろん星2つを献呈する。 本書は2000年10月まで研究が継続されたもので、2002年にアメリカの読者を対象に出版された。 筆者は、いくつかの大学や財団から資金援助を受けて、日本の検察制度研究のために来日した。 そして、神戸に滞在して検察庁に入った。 その後、15