「Fate/Grand Order」ユーザー爆増の裏側で、エンジニアが挑んだデータベースとの戦い(1/2 ページ) このほど国内累計1700万ダウンロードを突破した、スマートフォンゲーム「Fate/Grand Order」(FGO)。2015年7月末にサービスを開始し、18年には年間約885億円を売り上げた(ファミ通調べ)ほどの人気ゲームに成長したが、ユーザーが爆発的に増える中、運営元のディライトワークス社内ではインフラエンジニアが戦っていた。 彼らが経験した戦いの1つは、18年7月に実施したデータベースの負荷対策だ。同社の甲英明さん(技術部 マネジャー)は「ゲーム画面上に『ゲームサーバが混雑しています』と頻繁に表示されたり、画面が『Loading』からなかなか切り替わらなかったり、遊びづらい状況が続いていた」と、当時の深刻な状況を振り返る。 「このままでは、ファンがゲームで遊べなくなる」