■コンサル入社3ヶ月目 証券会社のプロポーザルは、その後Kマネジャーの指導の元で何とか形になった。残念ながら案件は失注となってしまったが、僕自身はリサーチ、インタビュー、資料作成、など最低限の仕事を一通り終えることが出来て充実感たっぷりであった。 Kマネジャーが「俺はいつも新人の教育ばかりやらされてるよ、全く・・・とボヤいていたのを今でも覚えている。確かに、ピカピカに育った部下をメンバーに持つのと、入り立ての僕みたいなのを部下に持つのでは、労力は全然違う。自分が新人の時は何も思わなかった(というかそんなことを考える余裕も無かった)が、自分がメンバーや部下を持つようになってからは、Kマネジャーの気持ちが良くわかるようになった。 その他にも、書籍を書くための下調べの仕事や、海外からの調査依頼のお手伝いなど、細々したお手伝いをしながら3ヶ月が過ぎようとしていた。新卒で何も知らない自分としては立派