米Verizon Wirelessは,同社が全米に展開している携帯電話ネットワークで任意の端末およびソフトウエアを利用可能なサービス・メニューの提供を,2008年中に開始すると発表した。この計画に対し,米連邦通信委員会(FCC)が歓迎する声明を出し,米Microsoftが対応を表明した。 携帯電話ネットワークと接続可能な端末の開発に欠かせない技術仕様は,2008年初頭に公開する。開発された端末は,Verizon Wirelessの検査に合格すると接続が許可される。ただし,端末上で動かすソフトウエアに対する制限は特にないので,利用者が自由に導入できる。 Verizon Wirelessは携帯電話ネットワークをオープン化するが,今後も自社ブランドの端末販売や既存のサービス提供を続け,“2本立て”のサービス体制とする。 なお,米国の無線通信制度を監督しているFCCは,端末およびソフトウエアの自由