米Microsoftは,米Yahoo!買収計画について説明する従業員あての電子メールを公開した。その中で「両社の合併において人材は最も重要な資産だ。確実に両社の社員に十分な報酬を与える」との考えを示し,一部人材のだぶつきが懸念されていることに対して「Microsoftは2005年以来2万人以上を採用している。業務および技術部門の需要は十分にある」とした。 電子メールは同社Platform & Services部門プレジデントのKevin Johnson氏が米国時間2008年2月22日付けで送信したもので,合併のメリットを説くとともに,企業文化の統合といった課題にも触れている。 「ある側面では,両社の文化は無理なく迅速に融合するが,短期的には独自の文化を維持し,時間をかけて統合が進む側面もある。Microsoftはひとつの企業文化を持っているが,個々のチームも同様に文化を育み,維持している。
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