前回まで3回にわたって、Date and Time APIの主な日付/時刻クラスを紹介しました。 今回は、付随的に使用される日付クラスを紹介していきます。また、後半では既存のjava.util.Dateクラス、java.util.Calendarクラスとの変換について解説します。 その他の日付クラス 付随的に使用される日付クラスには、以下のようなクラスがあります。 Year YearMonth MonthDay また、以下の2つの列挙型も提供されています。 Month DayOfWeek これらは列挙型なのですが、複数のメソッドが定義されています。これら5種類は前回まで紹介したクラス群と使い方はほぼ一緒です。ここでは、それぞれの固有のメソッドについて紹介します。 Year java.time.Yearクラスは、その名の通り年だけを表すクラスです。Yearクラスのオブジェクト生成には、他のク
このエントリーは、2014 年の JavaFX Advent Calendar の 1 日目のエントリーです。 明日は alchemicalogic さんです。 blog も半年ぶりなわけですが、それよりも久しぶりの JavaFX の勉強会である JavaFX Night を 11/25 に開催しました。ほぼ 1 年ぶりです ^ ^;; 雨という悪コンディションの中、約 50 人の方にご参加いただきました。もっとキャンセルが多いかと思っていたのですが、うれしい誤算でした。 櫻庭は、バインドについての発表を行いました。 実をいうと資料は使いまわし。7/11 に大阪で よなよな JavaFX というイベントを開催したのですが、そこで話した内容と同じです。 資料はこちら。 Bind Me Softly from skrb Property バインドは JavaFX 1.x 時代の JavaFX
前回までの解説で、ストリームの主要なメソッドを解説しました。今まで紹介した6種類のメソッドを使用することで、ストリームを使用する多くの処理を記述できるはずです。今回は、以下に示す中間操作のメソッドについて解説します。 limit distinct skip sorted limitメソッドはストリームの要素数を制限するためのメソッドで、distinctメソッドは重複を排除するためのメソッドとなります。skipメソッドはストリームの先頭から要素をスキップするためのメソッドです。最後のsortedメソッドはその名の通り、ストリームの要素をソートするためのメソッドとなります。順に紹介します。 limit limitメソッドはストリームの要素数を制限するためのメソッドです。引数は制限する要素数となり、引数の型はlongです。 第5回 Stream API その1で、ストリームの生成にiterate
福岡でのプレゼンではいつも通り JavaFX のプレゼンツールで行いました。 Slideshare の表紙を見ていただければ分かるかもしれませんが、今回は本をテーマにしたプレゼン資料を作成しました。 なので、資料のページ送りも、紙のページをめくったようなアニメーションで行いました。で、ページ送りの部分だけ独立させてみました。 この動画だと、ページを 3D で動かしているように見えるかもしれませんが、全部 2D です ^ ^;; そのせいで、いろいろとめんどうなことやってます。 ページのクリッピングのアニメーション ページは重ねて表示してあり、上に現在表示しているページ、下に次に表示するページとなっています。 まず、行うのは上の現在表示しているページをクリッピングすること。 クリッピングというのは任意のノードで表示領域を制限することです。 単にクリッピングしただけではしかたないので、クリッピ
今回は、前回に紹介しきれなかったストリームのcollectメソッドを引き続き紹介していきます。 軽くおさらいしておきましょう。collectメソッドはストリームの要素の集約処理を行うためのメソッドです。 collectメソッドの引数のjava.util.stream.Collectorインタフェースは関数型インタフェースではなく、通常のインタフェースです。実際には、ユーティリティクラスであるjava.util.stream.Collectorsクラスのstaticメソッドをcollectメソッドの引数に使用します。 前回も提示しましたが、Collectorsクラスの主なメソッドを表1に示します。
※ サンプルがJDK7までとJDK8までで意味が変わっていてわかりにくいという指摘があったので、少し直しました。 ※ boxedを使う書き方だと無駄なAutoboxingが走るとの指摘を頂きましたのでmapToObjを利用するように変えました。 Java8の目玉機能の一つにStream APIがあります。 目玉機能だけあって、先日のJava Day Tokyo 2014を含めて色んな所で発表やブログの記事が公開されているので、どんなものかを知ってる人は多いと思います。 Stream APIといえば「".parallel()"と書くだけで並列化してスピードアップ出来る!」という魅惑的なキーワードで紹介されることが多いので、並列化のための仕様だと勘違いされそうですが、そうではありません。 ※ もちろんそういった記事の中をちゃんと読めばそう単純な話じゃないことも分かります。 むしろ、並列化に関し
連載目次 前回の「ラムダ式で本領を発揮する関数型インターフェースとStream APIの基礎知識」では、ラムダ式を使うことで本領を発揮する汎用的な関数型インターフェースとStream APIの概要を見てきました。 今回は、前回に引き続きStream APIについて見ていき、主なメソッドとその使い方を学んでいきましょう。 Streamの生成 Stream APIを使うには、Streamのインスタンスを生成しなければいけません。まずは、そのStreamインスタンスを生成する方法を見ていきましょう。 配列やCollectionなどからのStreamの生成 Streamは配列やCollectionなどから作成可能です。まずは配列やCollectionからStreamのインスタンスを生成する主なメソッドを見てみましょう。下記のものが主なメソッドです。 呼び出し元クラス/インターフェース メソッド 概
このエントリは Java Advent Calendar 2013 の第 9 日目です。 昨日は、@nabedge さんの Mixer2のSpringMVC連携機能がver 1.2.17でさらに進化! 明日は Satoyuki Tsukano さんです。 去年も一昨年も Project Lambda について書いてきました。一昨年は Project Lambda の基本的なところ (まだこの頃は Stream がありませんでした)、去年は Stream の遅延処理についてです。 今年はこの Advent Calendar でも Project Lambda や Stream を扱っている人がいるぐらい、興味を持っている人が増えてきたと思います。 普通の Stream の使い方とかは、当たり前なので、ちょっと違う視点から書いてみようと思います (普通の Stream の使い方は ITpro
←1部(関数型インターフェース〜ラムダ式) ここで使用されているサンプルは、lambda-8-b84-03_apr_2013に基づいて作成されています。現在の仕様とは違っている点があるかもしれませんので注意してください。 キーワードとしての"_"(アンダーバー) 交差型キャスト ラムダ式と実質的にfinal ラムダ式のスコープ メソッド・コンストラクタ参照 メソッド・コンストラクタ参照の書き方 staticメソッド参照 インスタンスメソッド参照 コンストラクタ参照 静的ネストクラスコンストラクタ参照 インナークラスコンストラクタ参照 配列コンストラクタ参照 メソッド・コンストラクタ参照と型引数 メソッド・コンストラクタ参照とオーバーロード 前回はJavaのラムダ式がどういう物か、またその表記法を理解し、実際に使ってみました。 今回はラムダ式の導入に伴って変更される言語仕様やラムダ式と匿名ク
米Oracleは10月4日(米国時間)、米サンフランシスコで開催中の「JavaOne 2011」にて、Java UIプラットフォームの最新版「JavaFX 2.0」をリリースした。同時に、同プラットフォームをオープンソースプロジェクトにする計画も明らかにした。 JavaFXは、米Sun Microsystemsが開発したJava仮想マシン上で動くリッチインターネットアプリケーション(RIA)環境。2008年12月にバージョン1.0が登場した。 当初は、「Adobe AIR」や「Microsoft Silverlight」に対抗する技術と位置づけられていたが、Oracleはその後方針を変更する。バージョン2.0では、新しい方針の下でJava FX開発用言語としての「JavaFX Script」を廃止し、JavaのAPIに置き換えた。これによりGroovy、JRuby、ScalaなどJava仮
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く