「科学者の楽園」と例えられる理化学研究所が、「STAP細胞」の論文疑惑で揺れている。発足して97年。今も活躍する企業を多数生み出し、政府の後押しで組織も拡大してきた。理事長を務めるノーベル賞受賞者の野依良治がさらに改革を進めようとした矢先のつまずき。何が原因なのだろうか。理研は日本の科学技術分野で先頭を走る研究所だ。守備範囲は脳科学や遺伝子、原子物理学など幅広い。国内最高速のコンピューター「京
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STAP細胞論文に関する笹井芳樹 発生・再生科学総合研究センター副センター長の会見(本日15時開催)時に説明に用いた資料は以下の通りです。 説明資料
STAP細胞の論文問題で、主要著者の一人、理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長が16日午後、東京都内で記者会見を開いた。STAP細胞について、「STAP現象を前提しないと説明できない」として、存在を否定はしなかった。 笹井氏は、小保方晴子ユニットリーダーの指導役を務めた。会見で「論文に関して大変大きな混乱と、齟齬(そご)による多くのご心配、疑惑を招く事態となりましたこと、心からおわび申しあげます」と頭を下げた。 論文の疑義については、自らが関わる前に小保方氏らが行った実験だったので、自分は見抜くことができなかったと説明。また、小保方氏が独立した研究室を持っているため、実験の生データやノートについて見る機会はなかったとした。 笹井氏は「(小保方氏は)研究室の直属の部下ではない。大学院生にするような不躾な依頼は現実的に難しかった」とも語った。
STAP細胞の論文の主要著者である米ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授が来日し、15日に京都市内で開かれている国際学会で講演したことがわかった。バカンティ教授は、理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子ユニットリーダーの米留学時代の指導教官。出席者によると「STAP細胞は必ず存在する」と主張したという。 バカンティ教授は京都市内で同日あった「世界気管支学会議・世界気管食道科学会議」に、「再生医療と幹細胞」というテーマで講演するため出席。会場は報道陣の入場が規制され、警備員が出入り口を固める異例の厳戒態勢が敷かれた。 同会議の組織委員会によると、1年以上前にSTAP細胞とは無関係のテーマで講演を依頼。ハーバード大は「STAP細胞に関するコメントは一切行わないこと」を講演の条件に出したという。
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