東京・池袋で脱法ハーブを吸ったとみられる男が運転した車が暴走し8人が死傷した事件を受け、厚生労働省と警察庁は4日、「脱法ドラッグ」に代わる新しい呼称の募集を始めると発表した。「危険な薬物であるという意味合いの呼称を募集したい」(田村憲久厚労相)という。 新名称は(1)危険性の高い薬物と理解できる(2)幅広い世代が理解できる(3)危険性について誤解を与える「ハーブ」という呼称は原則として使用しない(4)公序良俗に反しない表現−が条件。呼称の見直しに反対する人からの「脱法ドラッグ」という用語に関する意見も受け付ける。 5日から18日まで、新呼称名(複数も可)、氏名、連絡先を記載し、電子メール(ikenboshu−yakuju@npa.go.jp)かはがきで応募する。 また、脱法ハーブなどの「指定薬物」の指定と新種の登場がいたちごっこのように続いている現状について、田村厚労相は同日の定例会