ブックマーク / makiya-twister.com (2)

  • ピュア子ちゃん | twister

    ピュア子ちゃんは当時15歳で、僕が学生時代バイトをしていた寿司屋でも最年少の子だった。 今の世に珍しい、純粋さを持った子だった バイトはほとんど大学生かフリーターの男性だったので、休憩室ではゲスゲスした話で盛り上がることが多かった。女子高生も何人か居たが、奴等は僕らが引くくらいゲスな話で応戦してきたりしてた ただ、ピュア子ちゃんだけは下ネタが苦手なのか、顔を真っ赤にして、退室してしまうことが多かった 最初は気を使って僕らも下ネタを控えめにするなどの努力はしたのだが、ピュア子ちゃんのジャッジは異様に厳しく、「すね毛」という単語でも退室されてしまうので、僕らはすぐに諦めていた。 僕らが休憩室でケタケタ笑っている中、店の外のベンチで携帯をいじるピュア子ちゃん。 そんなすれ違いの日々が続いていた よくないよなーとは思っていたそんなある日 「辞めちゃうと困るだろ! ちゃんと仲間に入れろ!」 語気を強

    ピュア子ちゃん | twister
  • 脈が無い恋愛にガッツリ付き合った結果 | twister

    スポンサーリンク 【序章 -失った人たち-】 「浮気しない人なら誰でも、殺人鬼とかでも良いから! 誰か紹介してよ!」 彼氏に浮気されて、めちゃくちゃに酔っ払ったルイさんが、心から吐き出す様に言った。 恋人の浮気がどれだけ彼女の心にダメージを与えたのか、このセリフだけで充分に汲み取れる。浮気しなかったとしても殺人鬼は嫌だろ。 その翌日、大学時代の友人である稲田と会った。彼には奇跡的に付き合った彼女が居たはずだったのだが、会った瞬間「今日はヤケ酒だよ!」と言ってきた。 2日連続でヤケ酒に付き合う事ってあるだろうか。 2日酔いすら醒めきらぬ中、勝手に注文された苦手なビールに口を付けた。 「なんで別れたんだよ」 「この前、有給使って5日間、彼女とイタリア旅行に行ったんだよ」 「めっちゃいいじゃん」 「でも俺、4泊全部爆睡しちゃって、ツアーで行く予定だったところも俺が間違えてて行けなくて、あと途中で

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    skt244
    skt244 2017/04/20
    なんだこの力作
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