NTT東西地域会社は2012年3月1日、総務大臣に2012年度事業計画の認可申請を行った。申請に伴い公開した資料の中で両社は、FTTHサービス「フレッツ光」の契約数について2011年度の予想値と2012年度の計画値を示した。2011年度の加入純増数は、NTT東日本が当初計画125万件に対して予想値は90万件、NTT西日本が当初計画85万件に対して予想値が75万契約といずれも計画値を下回った。 純増数が計画を下回りそうな原因について両社は、「FTTHの利用者数が増えて普及速度が緩やかになっていることに加え、解約数が増えた」(NTT東日本の中川裕常務取締役)、「他事業者との競争が激化しているほか、スマートフォンの普及でネットの利用環境が変化している」(NTT西日本の小椋敏勝常務取締役)と説明した。 こうした状況を受けて、2012年度におけるフレッツ光加入純増数の計画値は、NTT東日本が80万件
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