ロシアによるウクライナ侵攻が続く中、映画「ターミネーター」などで知られる俳優で政治家のアーノルド・シュワルツェネッガー氏(74)が17日、ロシア国民に「無意味な戦争のために命や未来が犠牲になっている」などと呼びかける9分16秒のメッセージ動画を公開した。ロシア語の字幕もつけている。ツイッターでは20万回以上、リツイートされ、再生回数も1400万回以上に上っている。
衆院厚生労働委員会で答弁する新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長=国会内で2021年6月2日午後4時5分、竹内幹撮影 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は2日の衆院厚生労働委員会に出席し、東京オリンピック開催について、「今の状況で普通は(開催は)ないが、やるということなら、開催規模をできるだけ小さくし、管理体制をできるだけ強化するのが主催する人の義務だ」と主張。その上で、「こういう状況の中でいったい何のためにやるのか目的が明らかになっていない」と述べ、開催する場合は感染予防に向けた政府による丁寧な説明が必要だとの認識を示した。 尾身氏は「感染リスクを最小化することはオーガナイザー(開催者)の責任。人々の協力を得られるかが非常に重要な観点だ」と指摘。その上で「なぜやるのかが明確になって初めて市民はそれならこの特別な状況を乗り越えよう、協力しようという気になる。国が
2020年東京五輪の聖火リレーで自治体が推薦枠で地元ゆかりの著名人を推す中、熊本県がPRキャラクター「くまモン」の参加を大会組織委員会に打診していたことが分かった。ただ聖火ランナーの参加要件は08年4月1日以前に生まれた「人」。人間ではないくまモンは別の方法で五輪を盛り上げることを模索する。 県によると、くまモンは九州新幹線鹿児島ルート全線開業(11年3月)の1年前にデビュー。肩書は熊本の魅力を伝える県の営業部長だが、人間でもクマでもなく年齢も「秘密」だ。組織委は県の打診に対し、今年6月までに要件に満たないと伝えた。聖火を運びながら転ぶなどした場合の危険性も考慮されたようだ。 組織委の担当者は取材に「特例は認められない」との考えを示した。(共同)
焼け跡にたたずむ母子、幼い弟をおぶるおかっぱ頭の少女。敗戦直後の1945年秋、東京で撮影された写真43枚が62年ぶりに米国から日本に里帰りした。米シカゴ生まれで太平洋戦争中、米空軍写真偵察隊所属だったクリフォード・マッカーシーさん(03年7月、82歳で病死)が写した。戦後、米オハイオ大で32年間、美術教授を勤めたことから同大と学術交流協定を結ぶ中部大学(愛知県春日井市)に贈られた。【高尾具成】 マッカーシーさんは従軍した南太平洋地域のビアク島からの帰途、東京に立ち寄り、帰国船を待つまで約6週間滞在した。43枚のモノクロ写真はその際に撮影された。 単語帳を広げ子供たちに尋ねる米兵、連合国軍総司令部マッカーサー最高司令官が使う高級車の横を牛を引いていく男、混雑する新宿駅……。 軍に借りたスピード・グラフィック・カメラで、米軍施設のあった調布の街角や田畑、東京駅周辺、明治神宮など焼け跡とな
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